ハルカナ景色

ツイッターの文字数では書ききれないようなことを書くブログです。話題は多方面になりそう。

KAT-TUN上田さんの発言について

 言葉というものは難しくて、思い通り伝わらないことが多々あります。日本語の多様さ故、意図したことと受け取られ方が違うというのは得てしてありがち。 

 しかしながら、それを考慮しても「言うべきでない」ことも間違いなくあると思います。

  現在、KAT-TUNは全国ツアー中ですが、その中で、上田さんがハイフンへの煽り的な文句として「ぶっ殺す」と言っているようです。

 KAT-TUNは元々、昔から煽りがどちらかといえば過激な部類に入ります。「声が全然聞こえねぇぞ!」くらいはまだしも、「命はねえからな!」という言葉を、KAT-TUN以外のライブで聞いたことはありません。それくらい、グループの特徴の一つとして定着しています。ハイフンもそれをライブの楽しみにしている節があります。

 しかし、今回の上田さんの言葉は、たとえそれが冗談めかしたものであろうと、言い方が柔らかだったとしても、言うべきものではないと思います。最初に、ツイッターでレポを見たときは目を疑いました。自分が12年前からずっと憧れ、かっこいいと思い続けてきた人の姿と認めたくなかったからでしょう。

 

 そして、その「ぶっ殺す」発言をかっこいいだとか、それは上田さんにとって「こんにちは」みたいなニュアンスだとかいうツイートを見かけて、そしてそれを面白がるハイフンがいると知るたび、自分の感覚がおかしいのかなと余計に心が沈みます。自分が応援していたのは、第二検索ワードに「ぶっ殺す」なんて言葉が出てくる人ではなかったはずなのに。

 いくらヤンキーキャラだろうと、線引きはされてしかるべき。血気盛んな10代とかならまだしも、今年35歳。いい大人がそういった言葉でしかハイフンを煽れないのだとしたら、悲しすぎます。

 

 自分はCDデビュー時からのハイフンですが、これまで脱退があったときも、充電期間に入ったときも、どんなときでもKAT-TUNに飽きたこともなければ、ファンであることを誇りに思い続けてきました。しかし、今回のことで初めて、自分がハイフンであることにやるせなさを感じました。もどかしいような、なんともいえない気分。

 ツイッターを適当に検索しても、自分と同じ意見の人を見かけないので、きっと自分の感覚が時代遅れなんだろうなと、強制的に結論付けようかとも思いました。ただ、やはり納得できないので、こうして文章にした次第です。

 

 「Love in snow」をDVDで見て衝撃を受けて、かれこれ12年も上田さんをKAT-TUNの中で一番推していた自分ですが、心に迷いが生じています。過去を美化すれば救われるのかもしれませんが、少なくとも、今までずっとKAT-TUNは「現在」が一番いいと思い続けてきた自分としては、とてもつらい出来事でした。全国ツアーはまだ続きますが、参加されるハイフンさんが心の底から楽しめることを祈っています。