ハルカナ景色

ツイッターの文字数では書ききれないようなことを書くブログです。話題は多方面になりそう。

ももクロのライブで無駄なコールがなくなればいいのに

  今日で、ももいろクローバーZから有安杏果さんが卒業して、グループは4人体制となります。公式ホームページではすでに写真が4人だけのものとなっていて、多少、皮肉的な意味も込めて仕事の速さに感心します。(有安さんの最後の挨拶が、どこか謎めいていたのも、その表れでしょうか)

 

 私はモノノフになってたぶん6年くらいですが、一時期ほど、ライブに行かなくなりました。以前までだったら、行ける範囲であればとりあえず申し込むという感じ。どうしても新鮮な驚きを味わいたくて、ドームツアーの初日、ナゴヤドームまで遠征したこともあります。

 はっきり言って、今度の東京ドームのライブも、今のところ関心がありません。平日の開催ということもありますが、それ以上に、今のももクロのライブに「居づらさ」を感じるからです。

 

 年末の「ももいろ歌合戦」に参加しました。様々なアーティストが参加していましたが、どのアーティストに対しても温かく応援するモノノフの雰囲気の良さや、斬新なコラボもあって、それは素晴らしいイベントでした。これに関しては、第2回があるのならぜひ行きたいです。

 しかし、その後のももクロ単独でのライブは最悪でした。ももクロが、ではありません。隣にいた人(モノノフと呼びたくない)のせいです。

 もはや、歓声とかコールでは済まされないレベルの、雄たけびに近いレベルで叫び、歌が聴こえないほどでした。推しメンのパートではジャンプを繰り返し、前後左右すべてのモノノフに迷惑をかけていました。

 これが、今回初めての経験であれば、まあ運が悪かったということで片づけてもいい。ただ、間の悪いことに、こういった人が隣にいたことは1度や2度ではありません。そのたびに思う。

 

ももクロのライブで、無駄なコールがなくなればいいのに」

 

 私はKAT-TUNのファンでもあるのですが、ライブで曲中にコールはありません。曲の始まりと終わりに黄色い歓声はありますが、歌い手の歌声を聞こえなくするようなコールは存在しないのです。

 男性アイドルと女性アイドルの文化の違いといえば、それで終わりかもしれません。ただ、どうしても今のももクロのライブでは場違いなコールが多すぎる気がしてならないのです。

 アイドルっぽさ全開の曲まで、コールをなくせとは思いません。「Z女戦争」や「走れ!」みたいな曲に、何もないのはちょっと寂しいですから。

 たとえば、私は「仮想ディストピア」が大好きです。ギターの音から始まるイントロで気分が高まり、どこか幻想的な歌詞が心に突き刺さります。これは、個人的に思う「世界観に浸りたい曲」の一つです。

 なんで、こういう曲にまで「うりゃ、おい」やメンバーの名前をコールするのかと、この曲をライブで聴くたびに思います。定番曲だから、なおさら。

 ももクロの曲は、ジャンルのバリエーションが豊かで、それに合わせてダンスや演出も凝っているのが魅力の一つ。それなのに、そのほとんどがコールのせいで一本調子に思えてしまう。

 定番曲といえば「サラバ、愛しき悲しみたちよ」で「天使の歌声聞かせてしおりん」と高らかにモノノフが叫び、さあ聞かせてと思いきや、それをかき消すように「しおりん」コール。何がしたいのか。傍から見たら、言葉は悪いですけど意味不明です。

 こうなると、もう「ももクロが好き」なのか「ももクロのライブで完ぺきなコールを決める自分が好き」なのかわかりません。本末転倒。

 何も、完全になくせとは思っていません。ただ、ちょっとずつでも、減る方向で進んでほしいと切に願います。(実際、ここ数年の曲は明らかにコール向けではない曲も増えてきましたが・・・)

 毎回、誰かがパートを歌い終わるたびに名前を叫ぶ必要があるのか。間奏で「うりゃ、おい」となんでもかんでも入れ込まないといけないのか。

 住み分けは難しいでしょうが、何かいい「形」が見えてくればいいなと思います。ももクロのメンバーも全員20代。この先、5年も10年も、今の感じでいくはずがないのですから。

 

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